注文住宅の後悔を減らすためには?動線を意識してみよう!


注文住宅において間取りの設計は、多くの方がこだわっているにもかかわらず、完成後、約2割のご家庭が不満を持っているといいます。
注文住宅での後悔を減らすためには、動線を意識することが重要です。
今回は、日常生活で不満や後悔を感じる機会を少なくするための動線のポイントについて紹介します。

□動線を意識すべし~家事動線について~

家事動線とは、家事をする際の移動経路のことです。
効率と利便性を意識した家事動線にするには、移動時間を短縮できる間取りを考える必要があります。
例えば、キッチンやリビング、洗面室などを一回りできる動線にすれば、両方向から部屋に行けるので、家事効率が向上するでしょう。
また、各部屋へのルートも複数できるので、人の往来がスムーズになったり、家族の気配を感じやすくなったりします。

キッチンでは、調理や盛り付けといった一連の動作が数歩で可能になる家電の配置や間取りを考えると、調理時間の短縮につながります。
家電の配置を考える際に重要なのが、コンセントの数と位置です。
どこでどんな形状の家具を設置するのかを考え、事前に計画を立てておきましょう。

洗濯では洗ってからしまうまでの移動が多くなると負担につながります。
そこで、これら一連の行動を一つの場所に集約できれば楽になります。
特に収納は、全ての洗濯物は無理でも、タオルや下着だけでもしまえられれば、負担の軽減につながるでしょう。

□ 動線を意識すべし~家事動線以外の動線について~

生活動線とは、食事や入浴といった日常生活で移動する経路のことです。
生活動線は、家事をする人の妨げにならないよう、家事動線とぶつからない間取りの工夫が必要です。
このとき、負担の大きい家事動線を優先して間取りを決めるといいでしょう。

他にも、通勤動線や衛生動線、来客動線があります。
通勤動線では、身支度を行う洗面室やクローゼットなどの間取りを中心に設計します。
衛生動線は、主に水回りへの経路を指し、外から見えないような場所かつ、リビングやダイニングから見えないよう廊下をはさんで設けると良いです。
来客動線は、生活動線や家事動線に比べておろそかになりがちですが、家族のプライバシーを守るために、生活動線などと近すぎないよう工夫しましょう。

□まとめ

今回は、注文住宅で後悔しないために必要な動線のポイントを簡単ながら紹介しました。
これらのポイントをふまえて間取りを設計すれば、より満足度の高い住宅空間を実現できるでしょう。
埼玉県蓮田市で注文住宅を検討されている方は、ぜひ当社までお気軽にお問い合わせください。

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