家づくりにおいて部屋の印象を大きく変える効果がある「サンルーム」をご存じでしょうか。
サンルームを導入することで、部屋に日光を取り入れられるなどのメリットがあるので、デメリットと合わせて知っておくと良いでしょう。
そこで今回は、家づくりをお考えの方にサンルームについて紹介します。
□サンルームのメリットとデメリットについて
サンルームとは、日光を多く取り入れるためにガラス張りにした部屋のことです。
屋根や壁が一面ガラス張りになっているので、開放感が得られるのが魅力です。
家の中でも日向ぼっこできるような設計にしたり、庭とつなげてアウトドアリビングのような形にしたりと、様々な工夫ができます。
子どもが遊ぶスペースにしたり、洗濯物を干すスペースにしたりと応用の幅が広くなっています。
＊サンルームの3つのメリットについて
1つ目は、開放的な空間を作れる点です。
家の中に自然光が入ることで、部屋全体が明るくなり開放的な空間を実現できるでしょう。
暗い部屋と違って部屋の印象が明るくなるので、午後のティータイムや子どもとの時間などゆったりと快適に過ごせます。
2つ目は、天気を気にせずに洗濯物を干せる点です。
部屋には十分な日の光が入ってくるので、雨の日や花粉の季節にも部屋の中で洗濯物を干せます。
3つ目は、二重部屋効果によって断熱性を得られる点です。
サンルームがあれば二重窓ならぬ二重部屋になるので、内側の部屋の断熱性が向上し、冷暖房効率も上がります。
＊サンルームの2つのデメリットについて
1つ目は、夏暑く、冬寒くなる点です。
メリットであった断熱効果には、夏がより暑く冬はより寒くなってしまうという弊害もあります。
サンルームは一面がガラス張りなので外気の影響を受けやすいと言えます。
したがって、冬場は晴れていない日は特に温まりにくい点に注意です。
2つ目は、手入れに手間がかかる点です。
全面ガラス張りにすると、汚れが目立つので定期的に掃除しなければなりません。
壁や天井の手入れは通常の掃除と比べるとかなり負担がかかります。
□サンルームの2つの上手な使い方とは
1つ目は、遊具やテーブルを設置するという使い方です。
子どもが遊ぶ室内用遊具を置くことで、キッチンから子どもが遊んでいる姿を見守れる空間になります。
また、テーブルと椅子を設置することで晴れた日に快適にティータイムも楽しめるようになります。
2つ目は、アウトドアスペースにするという使い方です。
サンルームを導入できたら、簡単に家キャンプができるようになるでしょう。
家キャンプでは外でやるキャンプと違ってちゃんとしたキッチンで料理を作れて、食べた後の処理も簡単にできるでしょう。
また、Wi-Fiなどの設備を利用しながらアウトドアを楽しめるという良さもあります。
□まとめ
今回は、サンルームのメリット・デメリット、活用方法について紹介しました。
サンルームは日光をたくさん取り入れられることで部屋の印象が大きく好転するので、生活の満足度も大きく向上させられるでしょう。
遊ぶスペースや家キャンプなどの様々な使い道があるので導入を検討してみてはいかかでしょうか。
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