階段下は、家の中で意外とスペースが無駄になっている場所の一つです。
整理整頓が苦手な人にとっては、特に「もったいない」と感じているのではないでしょうか?実は、階段下は収納スペースとして有効活用できる場所なんです。
この記事では、階段下収納を有効活用するためのポイントや、具体的な収納アイデア、そして費用について解説していきます。
収納方法を工夫することで、見た目も使い勝手もアップし、快適な生活空間を実現できるでしょう。
ぜひ、この記事を参考にして、あなたの家もスッキリと片付いて、快適な生活を始めましょう。
□階段下収納を活用するポイント
階段下収納を有効活用するためには、いくつかのポイントを押さえることが重要です。
ここでは、4つのポイントを紹介します。
1:何が入っているのか分かるようにする
階段下収納は、奥行きが深く、中が見えにくい場所です。
そのため、何が入っているのか分からなくなってしまうことも多いでしょう。
収納の仕方を工夫して、中が見やすく、取り出しやすいようにしましょう。
収納ボックスを活用することで、小物を整理して収納することができます。
さらに、ラベルを貼ったり、ボックスの色を統一したりすることで、中身が分かりやすくなります。
透明な収納ボックスを選ぶことで、中身が一目で分かります。
特に、よく使う物や、季節によって出し入れする物は、透明な収納ボックスに入れると便利です。
2:照明を設置する
階段下収納は、照明がないことが多いです。
そのため、奥の方が見えにくく、必要な物が取り出しにくいという問題があります。
照明を設置することで、収納スペース全体を明るく照らし、快適な収納空間を作ることができます。
また、LEDライトがおすすめです。
LEDライトは、消費電力が少なく、長寿命で、明るく光るのでおすすめです。
階段下収納に最適な小型のLEDライトも販売されています。
照明を設置する際には、電源の確保が必要です。
コンセントがない場合は、電気工事が必要になります。
3:使用頻度の高いものは手前に置く
使用頻度の高い物は、手前に置くようにしましょう。
奥に収納してしまうと、取り出すのが大変になり、結果的に使わなくなる可能性があります。
例えば、本や書類、タオルなどは、手前に置くのがおすすめです。
4:掃除を楽にできるようにする
階段下収納は、ホコリが溜まりやすい場所です。
定期的に掃除をする必要があるのですが、掃除が大変だと先延ばしにしてしまう人も多いのではないでしょうか。
掃除がしやすいように、収納方法を工夫しましょう。
収納する前に、不要な物は処分し、必要な物だけを収納しましょう。
物の量が多すぎると、掃除がしにくくなります。
掃除しやすいアイテムを選ぶことも重要です。
例えば、掃除機が届きにくい場所には、掃除しやすい素材や形状の収納ボックスを選びましょう。
□階段下収納を上手に活用する例
階段下収納の具体的な活用例をいくつか紹介します。
1:収納スペースを有効活用する
階段下収納は、デッドスペースを有効活用できる便利な収納スペースです。
収納したい物別に、適切な収納方法やアイテムを紹介していきます。
・子供のおもちゃ
子供のおもちゃは、種類が多く、収納場所に困ることも多いです。
おもちゃを収納する際には、子供が自分で出し入れしやすいように、オープンシェルフや引き出し付きの収納ボックスを使うのがおすすめです。
また、おもちゃの種類別に収納すると、整理整頓がしやすくなります。
・本や書類
本や書類は、整理整頓が難しい物の代表格です。
収納する際には、本のサイズや種類別に分類し、ファイルボックスや書棚に収納すると良いでしょう。
・季節家電
季節家電は、オフシーズン中は使わないので、階段下収納に収納するのがおすすめです。
収納する際には、埃よけのカバーをかけたり、湿気対策をしたりすることが大切です。
2:階段下収納をクローゼットとして使う
階段下収納をクローゼットとして使うのもおすすめです。
・コートやジャケット
コートやジャケットは、ハンガーにかけて収納するのがおすすめです。
ハンガーラックを設置したり、突っ張り棒を使用したりして、収納スペースを作ることができます。
・靴
靴は、収納ボックスやオープンシェルフに収納するのがおすすめです。
靴の種類別に収納すると、探しやすくなります。
・バッグ
バッグは、フックやハンガーにかけて収納することができます。
収納スペースに合わせて、収納方法を工夫しましょう。
3:階段下収納を防災用品の収納スペースとして使う
防災用品は、いざという時にすぐに取り出せる場所に収納しておくことが大切です。
階段下収納は、玄関から近い場所に位置しているため、防災用品を収納するのに最適な場所です。
・防災リュック
防災リュックは、階段下収納の棚に置いておくのがおすすめです。
・非常食
非常食は、湿気対策をして、密閉容器に収納しておきましょう。
□階段下収納スペースを作る費用
階段下収納スペースを作るには、費用がかかります。
ここでは、階段下収納スペースを作る際に必要な費用を、項目別に具体的に解説していきます。
1:壁の解体費用
階段下収納スペースを作る際に、壁の解体が必要となる場合があります。
壁の解体費用は、解体の規模や構造によって異なりますが、3万円程度が目安です。
2:収納内壁下地造作費用
収納スペースの内装を整えるための費用です。
合板の場合、解体時の施工に加え5,000円ほどで造作できます。
その他にも、石膏ボードや壁紙を貼ることもできます。
費用は、2万円ほどです。
3:収納内床下地造作費用
収納スペースの床を整えるための費用です。
合板の場合は、工事費用を含め1万円程、フローリングは2万円程かかります。
4:扉や照明、棚の取り付け費用
扉は、カーテンタイプとドアタイプがあります。
費用相場はカーテンタイプが16,000円、ドアタイプが3~4万円程です。
収納スペースが広い場合は、照明の取り付けをお勧めします。
照明は、シーリングライトがよく使われます。
費用は、配線と取り付けで2~3万円程です。
棚の取り付けは、簡単な合板を取り付けるだけであれば約1万円からできます。
□まとめ
階段下収納は、デッドスペースを有効活用できる便利な収納スペースです。
収納方法を工夫することで、見た目も使い勝手もアップし、快適な生活空間を実現できます。
この記事では、階段下収納を活用するポイント、具体的な収納アイデア、そして費用について解説しました。
ぜひ、この記事を参考にして、あなたの家もスッキリと片付いて、快適な生活を始めましょう。
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