注文住宅のご購入をお考えの方はいらっしゃいませんか。
注文住宅となると、理想のお住まい実現のために、いろいろと決めていかなくてはなりません。
悩む時間も楽しみではありますが、ご自身で家のデザインや住宅設備の機能を決めていくのは
大変ですよね。
今回ご紹介するのは「洗面所」についてです。
蓮田市で注文住宅の販売を手がける当社が、洗面所の役割と洗面所を作る際のポイントを解説します。
□洗面所の役割とは
まず、洗面所の役割を3つご紹介しましょう。
1つ目は、体を綺麗にするための場所です。
手洗いやうがい、洗顔や歯磨きを洗面所で行います。
女性の方は、洗面所でメイクをしたり落としたりしますよね。
2つ目は、体調を整えるための場所です。
お風呂から上がったときに髪の毛や体を乾かしたり、寝る前に鏡を見ながらクリームを全身に塗ったりして
気持ちをホッと落ち着かせ、体を休める場所としての役割もあります。
3つ目は、洗濯するための場所です。
洗面所に洗濯機を置く方も多いでしょう。
洗面所の設計段階から洗濯機のスペースを考慮しておくことも大切です。
洗面所を設計する際は、これらの目的にふさわしいものか考えましょう。
□洗面所を作る際のポイントをご紹介
続いて、洗面所を作る際のポイントを3つご紹介します。
1つ目は、洗面所と脱衣所を別に設けることです。
1つの部屋を洗面所かつ脱衣所として使用する方も多いでしょう。
洗面所に家族がいて、好きな時間に入浴できなかった、あるいはお風呂から上がれなかったという経験を
したことのある方も多いのではないでしょうか。
洗面所は身だしなみを整える場所なので、滞在時間が案外長くなるものです。
浴室と脱衣所、洗面所を近接させたいとお考えの方も多いでしょうが、「使い勝手」の面からも考えては
いかがでしょうか。
2つ目は、収納とコンセントの数に注意することです。
洗面所に、タオルや化粧品、ドライヤー、洗剤をはじめとする備品を置いておく方も多いでしょう。
また、洗濯機やドライヤー、ファンヒーターを使用するには十分な数のコンセントを設置しておくことも
忘れないでおきましょう。
3つ目は、床材に注意することです。
多少、水はねしたり転んだりしても大丈夫なように、衝撃の少ない床材や汚れに強い床材を選ぶようにしましょう。
□注文住宅の洗面所の事例
ここからは、注文住宅の洗面所の事例をご紹介します。
さまざまなポイントがあるので、ぜひ参考にしてみてください。
1つ目の事例は、洗面所の収納や棚、カウンターなどを造作で造る設計方法です。
「造作」とは、部屋や間取りに合わせて造り付けをすることです。
あらかじめ製品設計されている洗面所ではなく、間取りに合わせて数ミリ単位で設計・施工されるので、壁や床と隙間なくぴったり合わさるだけでなく、デザインと素材の質感が揃って統一感が生まれます。
生活感を抑え、洗練された美しい洗面所になるでしょう。
2つ目の事例は、洗面ボウルです。
特に、洗面ボウルをカウンターの上に独立して設置する、ホテルやカフェなどでよく使われているタイプのものは、高級感があって人気が高いです。
国内外のメーカーからたくさんの種類の素材や機能をもつ洗面ボウルが販売されているので、自分の好みに合ったものを選びましょう。
3つ目の事例は、玄関横の洗面スペースです。
玄関ホールの一部に、コンパクトな洗面台を設置する方もいらっしゃいます。
新型コロナウイルスの影響でこまめな手洗いが推奨されており、外から帰ってきた後にすぐ手洗いができるので、衛生面でメリットがあります。
4つ目の事例は、洗面所の収納バランスです。
洗面所の収納は他の収納と比較して、特に「見せる」と「隠す」のバランスが大切です。
タオルや洗剤、下着など、使用する家族によって必要となる収納が変わるからです。
また、美しさやデザイン性も大切ですが、毎日使う空間でもあるので、実用性を損なわずに収納設計をする必要があります。
5つ目の事例は、明るく広く設計された洗面室です。
特に、ホテルのような空間に仕上げたいと考えている方には欠かせないアイデアです。
広さと明るさを同時に実現できるガラスを用いた洗面室は、特に人気が高いです。
バスルームと洗面室の間をガラス張りにすると、バスルームからの自然光が洗面室全体に広がるので、ラグジュアリーな解放感が得られます。
6つ目の事例は、洗面所の電源計画です。
照明や収納の計画と同時に、コンセントの数や位置などの電源計画も併せて行いましょう。
洗面所では、ドライヤーや髭剃りなどの充電のように、電源が必要な機器を多く使用します。
どこでどんな機器を使用するかに合わせて、コンセントの位置や高さを考えなければいけないのです。
例えば、充電が必要な機器があれば、収納の中にコンセントを設置すると使わない間に充電できて便利ですよね。
注文住宅が完成した後にコンセントの位置を変えようとする場合は、延長コードを使用して電化製品を繋がなければいけません。
見た目がごちゃごちゃしてしまい、こだわりのデザインが損なわれてしまう可能性があります。
7つ目の事例は、洗面所の素材選びです。
部屋の素材は、暮らしやすさに大きく影響します。
洗面所では、特に水汚れに強くお手入れがしやすいもので、かつデザイン性の高い素材を選ぶことで、日々の生活がより心地良くなるでしょう。
□洗面所の収納計画
洗面所の収納を考えるときには、いくつかポイントがあります。
それらを抑えたアイデア事例をいくつかご紹介します。
ぜひ最後までご覧ください。
1つ目のアイデアは、オープンな棚を設置することです。
洗面所のようなコンパクトなスペースでも、オープンな棚に市販のカゴを設置するだけで、すっきりとした収納になります。
新しく収納スペースを造る必要もなく、空いているスペースを活用して収納を増やせる点も魅力の収納アイデアです。
2つ目のアイデアは、壁厚を利用したニッチ収納です。
洗面所の壁厚を利用してニッチをつくることで、化粧品などを置くのにちょうど良い収納になります。
3つ目のアイデアは、間仕切り兼用の収納棚です。
洗濯機と洗面所が同じ空間にある場合、来客に洗濯機を見せたくないと考えている方もいらっしゃるでしょう。
洗面台と洗濯機の間に棚を設けることで、目隠し兼収納として活用できるのでおすすめです。
□洗面所をおしゃれにするための工夫
洗面所をおしゃれにするためにはシンプルにワンポイント加えることが大切です。
洗面所は、おおよそ1畳から3畳までの空間なので、すっきりとコンパクトにまとまっている方がおしゃれだと感じる方が多いです。
収納する物が溢れないよう収納スペースに少し余裕を持たせてみたり、生活感を感じさせないような空間にしたりすると、おしゃれに感じることが多いです。
また、アンティークな照明を取り入れたり、床材をタイルにしてみたり、ワンポイントで空間にアクセントを加えたりすることもあります。
シンプルな中にも個性を取り入れることで、一気におしゃれさが増していき、何年経っても飽きないこだわりの空間にできます。
□まとめ
今回は、洗面所の役割、洗面所を作る際のポイントを解説しました。
注文住宅の購入をお考えの方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
当社は蓮田市で注文住宅の販売を手がけております。
注文住宅の購入をお考えの方、住宅に関する疑問点がございましたら当社までお気軽にお問い合わせ下さいね。