注文住宅に和室は必要?おすすめの理由を蓮田市の業者が解説します!

住宅の購入をお考えの方はいらっしゃいませんか。
注文住宅の購入を考えているけれど、どんな部屋を作ろうか間取りに迷う方も
多くいらっしゃると思います。
中には、和室を作ろうと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
実際和室は、みなさんの想像以上に様々な用途に使用でき、そのメリットも多くあります。

しかし家中に和室を導入するのは、間取りに合わせたり雰囲気やデザインを考慮したりする必要があり、不安に感じることもあるでしょう。
そこでこの記事は、注文住宅で和室を作ることをお勧めする理由、その用途やメリット、和室配置のコツについて解説します。

 

□和室を作ることをおすすめする理由

和室をおすすめする理由として、まず洋室と異なる使い方ができることが挙げられるでしょう。
和室には特別な空間というイメージを持っていらっしゃる方も多いため、正月やひな祭りといった
特別な日に食卓を囲む場所として利用されるのもおすすめです。

次に、お客様をお呼びする際に役立つというメリットがあるでしょう。
和室でおもてなしをする場合には、基本的には座敷として床に座っていただくことになりますが畳はフローリングとはまた違った趣があり、落ち着くと感じる方が多いです。

人数やおもてなしの内容によって、和室の空間を自由自在にカスタマイズすることができるのも魅力の一つです。
また、和室に布団を敷くことで寝室にもなり、まるで旅館に泊まっているような
気分でくつろげます。

このように、和室が一部屋あるだけでさまざま用途として利用できます。

 

□和室の使い道について

昔から日本家屋に馴染みのある和室ですが、特に最近は洋風の家が増えており、何に使うのがベストかイメージが湧かないという方もいらっしゃるでしょう。
和室は様々な用途に使える、いわば万能部屋です。
その用途は、「ゲストルーム」「将来使うための部屋」「遊び・家事部屋」の3つです。

1. 「ゲストルーム」
家族や友人などのゲストが急に来た際、和室が空いていればすぐに招き入れられます。
リビングが散らかっていたり部屋が空いていなかったりして焦ることもありませんし、和室独特の落ち着いた雰囲気があるのでゆったりと過ごせますよね。
もちろん自分たちの寝室やプライベートルームとしても活用できます。

2. 「将来使うための部屋」
例えば将来両親と同居するときや、家族が増えた際に備えて和室を設置しておくと良いです。
洋室の場合、どうしてもベッドを入れたり家具を入れたりする必要があり、スペース的に厳しくなるかもしれません。
雰囲気もデザインもシンプルにしておくことで、両親との同居、家族が増えた際にも柔軟に対応できるでしょう。

3. 「遊び・家事部屋」
子どもがいる、もしくはこれから子どもをお考えの家庭の場合は、和室を導入しておくことでそこで遊ばせられます。

これによって家事をしながら、仕事をしながらでも子どもを見守れるので安心できますよね。
和室は固いフローリングではなく柔らかい畳であるため、ケガを未然に防げることに加えてそのまま寝かせられるという利点もあります。

他にも、洗濯物を畳んだりアイロンをかけたり、他の用事をする際の家事スペースとしても使えます。
それに伴ってものや衣類を和室に置くことで、収納力アップにもなり一石二鳥ですね。

 

□和室を導入するメリット

和室の用途は前章の通りですが、実際のメリットはあるのでしょうか。
結論から言うと、「幅広い用途」「空気をきれいにする」「調湿性能がある」「収納が増える」の4つのメリットがあります。

1. 「幅広い用途」
前章でもご紹介した通り、和室は非常に多くの用途があるので、家庭の状況やタイミングに合わせて用途変更できます。
そのため現在の生活にプラスアルファの用途として使うのにはぴったりです。
以下に用途を改めてまとめます。

・居間
・くつろぎスペース
・家事や作業スペース
・キッズルーム
・ゲストが来た際の客間

2. 「空気をきれいにする」
和室は畳を素材としており、その畳の原料となっている「い草」が空気をきれいにしたりリラックス効果をもたらしたりするのです。

リラックス効果によって普段使いでも落ち着いて過ごせますし、寝室として用いる際も睡眠の効率を上げてくれるので安眠に繋がります。
またい草は空気を綺麗にするため、シックハウス症候群の原因になる物質を吸収してくれるので、身体の健康も保たれます。

3. 「調湿性能がある」
い草のもう一つの効果として調湿効果があり、湿度が高い時は湿気を吸収し、湿度が低い時は湿気を放出します。
そのため夏はジメジメとした蒸し暑さを軽減でき、冬は乾燥から身を守ってくれます。
これにより冷暖房の使用頻度を下げ、光熱費削減に繋がるので生活の助けにもなりますね。

4. 「収納が増える」
これは前章で挙げた通り、和室の導入により収納力の増加によってものの置き場に困らないメリットがあります。

特に一戸建ての場合、デッドスペースができて思ったより収納できないというケースが発生する可能性があります。
そんな時に和室があれば収納スペースとして使えますが、従来のクローゼットに比べて奥行きがあるため、より多くのものを収納できます。

 

□家に和室を取り入れる際のコツとは?

多くのメリット、用途があるからといって適当に和室を設置してしまうと、失敗する可能性があります。
そこで以下のコツを意識していきましょう。

 

*リビングの一部を利用する

リビングにうまく和室を導入する際は、リビングの一部を利用した「小上がり和室」がおすすめです。
リビングよりも少し位置を高くして設置するので狭く感じにくく、奥行きもあるのでスペースを無駄なく活用できます。

 

*窓際に設置する

窓際の日当たりが良い場所に畳スペースを導入することで、外の空気に触れながら畳の良さを感じられます。
加えて日当たりも温度も良い日はお昼寝もできますね。

 

□和室を作るポイント

和室を設ける際にどの位置に設けるか、どのくらいの広さにするかなど意識しておくべきポイントは
いくつかあります。

まず、和室の位置ですが、利用用途に合わせて決めると良いでしょう。
例えば、和室を客間として利用するならば、玄関近くに配置して、すぐ入れる場所にしておくと便利です。

広さに関しても同様に、例えば休憩用スペースとして利用する場合は4~5畳程度、寝室として利用する場合は
最低でも6畳程度は必要です。

次に押入れですが、こちらは何を入れておきたいかを考えながら、大きさを考えると良いでしょう。
客人用の布団を入れておく空間として利用し、空いたスペースに日用品を入れるなど効率よく活用できると無駄なスペースがなくなります。

また、和室に関して少し抵抗がある場合は、現代のライフスタイルや家全体のテイストに合わせた
モダンな和室を作るのもおすすめです。
畳や壁紙を、皆さんがイメージしている和室の色とは少し違う色に変えるだけで、印象はまったく異なります。

このように、色や柄を変えるだけで自分たちのオリジナルの和室を実現できるでしょう。

 

□注文住宅を建てる流れ

注文住宅を建てるときは、以下のような流れで行われます。

・土地探し
・設計担当を選ぶ
・土地調査
・住宅ローン設定
・住宅設計
・各種申請手続き
・施工開始
・施工管理と検査
・引渡し

まずは、住みたい地域の土地を探します。
住みたいエリアが決まったら、まずは不動産情報をチェックしましょう。

土地探しと並行して、注文住宅の担当設計を選びましょう。
選択肢には、大まかに分けて「設計事務所」「ハウスメーカー」「工務店」の3つがあります。
伊奈町・白岡市・久喜市周辺で注文住宅を検討している方は、ぜひ当社にお任せください。
当社では、注文住宅の販売やリフォーム事業を手がけております。
住宅に関するお問い合わせがございましたら、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。

次に、土地の調査を行います。
調査内容は、「敷地調査」と「地盤調査」の2種類があります。
敷地調査は、周辺環境、土地の傾斜や高低差、地域ごとの法令や条例を調べます。
地盤調査は、地盤の強度や埋設物の有無を調べます。

地盤調査が終わったら、住宅ローンの設計を行います。
注文住宅の仕様がある程度固まったら、暫定的な見積りを算出します。
ローンには、土地購入のためのローンと、施工費用のためのローン、建物のローンがあります。

ローン設計が終わったら、注文住宅の設計を行います。
コンピュータグラフィックスで大まかな完成図を書き出したり、間取り図と照らし合わせて完成形をイメージしたりします。

次に、建築基準法などの法令の確認申請手続きに進みます。
建設予定の注文住宅が、法令や条例に則ったものでないと、施工が開始できないからです。

申請した結果、審査に通過したら、注文住宅の施工開始です。
施工期間中は特にしなければいけないことはありませんが、時間がある場合は施工の見学に行ってみると良いでしょう。
施工の進捗状況に応じて、設計事務所やハウスメーカーの担当者による検査が行われます。

検査に合格したら、住宅の引渡が行われます。
引っ越しが完了したら、念願のマイホームに入居できます。

 

□注文住宅のメリットとデメリット

*メリット

注文住宅のメリットは、以下の4つが挙げられます。

・自由度の高い家を作れる
・自分たちだけのオリジナルの家になる
・建築プロセスを確認できる
・こだわり部分にメリハリをつけられる

注文住宅の一番のメリットといえるのが、自由度の高い家を建てられる点です。
法律の範囲内であれば、技術的な問題をクリアすることでどんな住宅でも実現できます。
これまでの住まいに抱いていた不満も、理想の住宅にすることで解消できます。

家が建つプロセスを、自分の目で確認できる点もメリットです。
出来上がっていく喜びや、工事の様子をチェックできる点もあります。

また、こだわりが薄い部分や全く必要ないものを、思い切って無くすこともできます。
必要なところに思い切ってお金をかけたり、いらないものを徹底的にカットしたりできるので、コストのかけ方にメリハリをつけられるのも注文住宅のメリットです。

 

*デメリット

注文住宅のデメリットは、以下の4つが挙げられます。

・コストが高くなる
・入居までの時間が長くなる
・完成するま仕上がりがわからない
・資金計画が複雑

一般的に、注文住宅はコストが高くなる傾向にあると言われています。
0から決めていくということは、それだけ時間がかかりますし、その時間がコストに反映されると考えてよいでしょう。
携わる人も増えるので、人件費も多くかかることがあります。

また、資金計画が複雑になりがちな点にも気をつけなければいけません。
住宅ローンは、基本的に建物が完成していないと利用できません。

しかし、注文住宅では、建設費の着工金や中間金の支払いがあるので、完成してから融資を受けるのでは間に合わない場合が多いのです。
そのため、「つなぎ融資」や「土地先行融資」などのローンを利用することが多いですが、これらの手続きはかかる時間や手間も多くかかります。

 

□注文住宅を建てる際のポイント

1つ目は、土地選びです。
注文住宅を建てるうえで、最も大切なポイントだと言ってよいでしょう。
いくら理想の建物をイメージしても、建築条件によっては実現できないこともあります。
その土地で自分の理想とする住宅が実現できるかどうか、確認しておく必要があります。

考慮すべき項目の一つに、「用途地域」というものがあります。
用途地域とは、地区によってその土地が利用される目的が定められているルールのことで、住居や商業、工業などのように定められています。
住居向けの用途地域では、「建ぺい率」や「容積率」などの項目も考慮して計画を練る必要があります。

2つ目は、間取りや建築プラン選びです。
どの施工会社を選ぶかによって、得意なデザインや間取りなどの特色があります。
自分の理想とする住宅が実現できるかどうか、その施工会社と合っているかをあらかじめ確認しておきましょう。

 

□まとめ

今回は、注文住宅で和室を作るおすすめの理由について解説しました。
若い時は和室の良さが分からなくとも、年を取るにつれ和室の良さに気づく場合も多いので
住宅を購入する際は、和室を間取りの候補の1つにしてみてください。
また、和室の位置や広さに困った場合は、用途をイメージすると決めやすいでしょう。
用途は普段の家事や子どもを遊ばせるスペース、家族や友人が来た際のゲストルームとして活用できます。
また空気を綺麗にしたり調湿したりする効果があるので、リラックス効果や安眠に繋がり、シックハウス症候群の予防にもなります。
加えて和室の配置は、リビングや窓際に合わせるイメージで配置すると成功しやすいということを留意しておきましょう。

注文住宅の購入をお考えの方は、ぜひ参考にしてみて下さい。
当社は注文住宅の販売やリフォーム事業を手がけております。
伊奈町・白岡市・久喜市周辺にお住まいで住宅に関するお問い合わせがございましたら、当社までお気軽にご相談ください。

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