新築でゴキブリに遭遇しないための対策について

新築でゴキブリに遭遇しないための対策について

虫が苦手な方にとって、ゴキブリは生活するうえで絶対に出てきてほしくない生き物ですよね。
きれいな場所には出にくいイメージがありますが、引っ越しをしたからといって安心することはできません。
実は、新居であってもゴキブリが発生する可能性は十分にあるのです。
以前にもご紹介しましたが、今回も新築でゴキブリに遭遇しないための対策についてご紹介します。

 

□新築でもゴキブリが出る理由

実は、ゴキブリはどこにでも生息しています。
屋外でも屋内でも潜んでいるゴキブリはいますので、新築住宅も例外ではありません。

とはいえ、ゴキブリといえば汚い場所に生息しているイメージが多いゆえに、「なぜきれいな新築住宅に出てくるんだ」と不安になってしまう方もいらっしゃるでしょう。
新築でもゴキブリが発生するのにはしっかりとした理由があり、それが以下の4つです。

1.暗がりで過ごしやすいから

ゴキブリは、暗く、じめじめした環境を好んでいます。
新居に人が入居するまでは、人の出入りが少ないため、日中でも明かりが灯らず暗くなりがちです。
また、扉をすべて閉め切っていることから、十分な換気がされずゴキブリが好む条件になりやすいのです。

2.天敵に遭遇しないから

ゴキブリにも天敵がおり、それがクモ・カエル・ネズミ・ハチなどの動物たちです。
また、ゴキブリにとっては人間も大きな天敵で、ゴキブリも人間にはなるべく会いたくないと思っているはずです。
新築に天敵がいないことに気づくと、ゴキブリが住み着いてしまう恐れがあるのです。

3.侵入経路が多い

新築住宅には、必要な設備がまだ揃っていなかったり、配線工事が終わっていなかったりして、わずかな隙間からゴキブリが侵入してくることがあります。
ゴキブリはわずか3ミリメートル程度の隙間でも侵入できるといわれており、上記で挙げた隙間は絶好の侵入口になってしまうのです。

4.引っ越しの時についてきてしまったから

ゴキブリは、ダンボールや新聞紙、本の隙間などに卵を産み付けることがあります。
引っ越し用に使っていたダンボールに卵が産みつけられると、新居に一緒につれてきてしまうのです。
ゴキブリの卵は1センチメートル程の大きさなので、引っ越し前にチェックして、必ず新居に行く前に駆除しましょう。

 

□新築で最優先にゴキブリ対策するべき場所

新居に引っ越したら、ゴキブリが出やすい場所を優先して対策する必要があります。
最優先で対策するべき場所を5つご紹介しますので、引っ越しの際はぜひ参考にしてみてくださいね。

・1位:水回り

最もゴキブリの発生率が高いのが、キッチンや洗面所、お風呂場などの水回りです。
水気のない配管は、ゴキブリにとって最も侵入しやすい経路だからです。
加えて、ゴキブリの餌・飲み物となるものも多く、住みつきやすい環境も揃っています。
引っ越しのタイミングに加えて、築1~2年後は掃除がおろそかになるため要注意です。

・2位:玄関

玄関は、水回りの次に対策したい要注意ポイントです。
玄関は、ついつい掃除を忘れてしまいがちな場所でもあり、土間の隅にほこりや髪の毛が溜まってしまい、ゴキブリを呼んでしまう原因になってしまいます。

また、閉め切られた下駄箱も、湿気が溜まってゴキブリが好む環境です。
換気と掃除を意識的に行い、ゴキブリが住みつかない環境を目指しましょう。

・3位:寝室

寝室は、フケや髪の毛など、ゴキブリの餌となるものが発生しやすいだけでなく、リビングと比較して掃除の手が届きにくい場所でもあります。
日中に人が出入りすることも少なく、ゴキブリにとって快適な環境になりやすいので注意が必要です。

また、引っ越しの荷物をとりあえず寝室に保管しているケースも多々あるでしょう。
先述の通り、ダンボールにはゴキブリの卵が産みつけられている可能性もありますので、ずっと置きっぱなしにしておくのはおすすめできません。

・4位:庭

新居への引っ越しを期に、ガーデニングを始める方もいらっしゃるでしょう。
ゴキブリは、ガーデニングで使用される堆肥や植木鉢をよく好むので、気づかないうちに庭に住みついてしまう可能性もあります。
ガーデニングスペースを設ける場合、ゴキブリが苦手とするハーブを植えるのがおすすめですよ。

・5位:ベランダ

ベランダは、掃除が最も遠回しになりがちな場所の一つです。
ベランダは代表的な侵入経路の一つですので、月に1度は掃き掃除や排水口の掃除をする日をつくることをおすすめします。

 

□入居後すぐのゴキブリ対策

新居に引っ越してすぐに行うべきゴキブリ対策を4つご紹介します。
ぜひ参考にしていただいて、ゴキブリ被害を最小限に抑えてくださいね。

 

*引っ越し用の段ボールをすぐに処分する

先述の通り、引っ越し用の段ボールにはゴキブリの卵が産みつけられている可能性があります。
面倒くさがらずに、なるべく早く処分するようにしましょう。

 

*侵入口になりそうな隙間をふさぐ

ほんのわずかな隙間でもゴキブリの侵入口になり得るので、しっかりと隙間をふさぐことが大切です。
具体的には、玄関や換気口、エアコンの排水ホースなどへの対策が挙げられます。

 

*こまめに掃除をする

ゴキブリ対策には、なんといってもゴキブリが住みにくい環境を作り上げることが大切です。
ゴキブリは雑食性で、人間が食べるものは基本的になんでも食べるので、餌となり得るものを取り除き、清潔に保ちましょう。

 

*生ごみや食品は密閉した容器に入れる

生活していく中で生じる生ごみや食品は、出しっぱなしにせず密閉できる容器に入れて保管しましょう。
臭いにつられてゴキブリが集まってこないよう、出しっぱなしにしないことが大切です。

 

□まとめ

ゴキブリは、たとえ新居であっても出る可能性があります。
旧居から引っ越しの際につれてきてしまったり、侵入口がふさがっていなかったりすることが原因です。
最優先で対策するべき5つのポイントと、入居後すぐにできる対策をご紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
伊奈町・白岡市・久喜市周辺で住まいに関するお悩みのある方は、ぜひ当社にお任せください。

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