家づくりに情熱を注ぎたいという方も多いでしょう。
キッチンは家の心臓部とも言える空間です。
その中心にあるキッチンパントリーの存在は、他の場所の収納スペースよりも力を入れたい場所です。
そこで今回は、パントリーを設置するメリットと、その設計や収納術におけるポイントについて解説します。
機能性とデザインを兼ね備えたキッチン空間の実現へと導くための、貴重な情報をお届けします。
□家づくりの際にキッチンパントリーを設置するメリットとは?
では、キッチンスペースを最大限に活用するパントリーの4つのメリットをご紹介します。
1:豊富な収納力
パントリーの最大の魅力は、その圧倒的な収納力にあります。
食品、飲料品、調味料から調理器具、消耗品まで、さまざまなアイテムを一箇所にまとめて保管できる点が大きな利点です。
これによりキッチンはすっきりと整理整頓され、使いやすくできるでしょう。
2:買いだめの容易さ
豊富な収納力があるため、買いだめがしやすくなります。
特売日のまとめ買いや災害時の備蓄も可能になるでしょう。
特に家族が多いご家庭や、忙しい日々を送る方には大きなメリットです。
3:オープン棚の利便性
パントリーのオープン棚は、一目で中身がわかり、探し物がしやすいという利点があります。
さらに、掃除や整理が非常にしやすく、忙しい日々の中でのキッチンワークを大いに助けてくれるでしょう。
4:キッチンの美観
パントリーを活用することで、キッチンの美観を大きく向上させられます。
広範囲にわたる収納スペースを有することで、キッチンのカウンター上を常にスッキリと保つことが可能になります。
おしゃれで整ったキッチンは、日々の料理をより楽しいものにしてくれるでしょう。
□キッチンパントリー設計で避けるべき3つの失敗例!
パントリー設計においてよくある失敗例と、それらを避けるためのアドバイスをご紹介します。
1:不必要な広さ
ウォークインタイプのパントリーが空間を占めすぎることがあります。
予想外に活用できないケースもありますので、使用する物の量を見極め、必要十分なスペースを計画することが重要です。
家族構成やライフスタイルに合わせたサイズ感を選びましょう。
2:湿気・熱気問題
扉付きのパントリーは、冷蔵庫からの熱気や湿気がこもりやすい問題があります。
換気扇や窓を設置し、適切な空気の流れを確保することで、食品の品質を守ります。
例えば、冷蔵庫をパントリー内に設置する場合、外部と比べて熱気がこもりやすくなるため、湿度が高まり、カビや悪臭の原因になり得ます。
3:生活感の露出
ドアなしのパントリーは、生活感が露出しやすいです。
カーテンで目隠しをする、見せる収納にするなど、デザインを工夫することで、見た目にも美しい空間を実現できます。
例えば、費用を抑えるためにドアなしパントリーを選んだ場合、リビングからの視線が気になることがあります。
この場合、カーテンで簡単に目隠しをするか、収納物をおしゃれに見せる工夫をすることがおすすめですよ。
□おしゃれなキッチンパントリーの収納術
パントリーをおしゃれかつ効率的に使うための収納術をご紹介します。
パントリーを使いやすくおしゃれに見せる収納のコツには、アイテムの大きさや使用頻度、さらにはジャンルに応じて場所を分けることが重要です。
整理整頓とデザインの両立で、快適なキッチンライフを実現しましょう。
1:スペース別整理
パントリーを上部、中部、下部の3つのゾーンに分け、それぞれに最適な収納物を配置します。
上部は軽いものや非常用品、中部は日常使いの品々、下部は重いものや大きな物を収納しましょう。
2:統一感のある収納用品
収納ケースやボックスを色や形で統一することで、見た目の整理も実現します。
見せる収納としての美しさも追求でき、毎日のキッチンタイムが楽しくなるかもしれませんね。
そして、統一された収納用品は、物が多くても雑然とせず、整理整頓が容易にできるでしょう。
3:ラベリングの重要性
どのケースに何が入っているかを明確にするためにラベリングを行います。
これにより、必要な物をすぐに見つけられ、効率的なキッチンワークが可能になりますよ。
□まとめ
パントリーは、単なる収納スペース以上の価値を提供します。
豊富な収納力、使い勝手の良さ、キッチンの美観維持など、多くのメリットがあります。
しかし、設計や収納術には注意が必要です。
不必要な広さや湿気問題、生活感の露出に注意し、スペースごとの整理、統一感のある収納用品の使用、ラベリングによる管理を心がけることが大切です。
これらを踏まえ、機能的かつ魅力的なキッチン空間の創造を目指しましょう。
当社はキッチンパントリーのリフォームや、新築注文住宅にも対応します。
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