注文住宅の魅力といえば外観や内装、間取りなどを自分でデザインできる点です。
特に外観は多くの人の目に映るため、力を入れたい部分の1つです。
しかし、外観を自分で考えることは、建築関係に携わっていない方にとっては難しいのではないでしょうか。
そこで、本記事では、外観を決めるコツについてご紹介します。
□外観のデザインについて
外観は住宅の印象を決定づける重要な部分です。
今回は、外観のデザインを7つご紹介します。
1.ナチュラル
ナチュラルは白や淡い色をベースにしており柔らかい雰囲気でかわいらしいのが特徴です。
自然を感じさせる家にしたいという方にお勧めです。
2.モダン
モダンは無駄な装飾が少なく、シンプルなデザインが特徴的です。
白や黒、グレーなどシンプルな色が使われることが多く、1色のみでデザインされている場合も多いです。
スタイリッシュな窓を配置する、ある部分だけ他の外装と違う色にして目立たせるなど、工夫により個性的なデザインに仕上げるられる点がモダンデザインの魅力の1つです。
3.和モダン
和モダンは黒や濃い色のような和を感じさせる色や質感とモダンを掛け合わせたものをいいます。
モダンの中に和を感じさせ、一味違う魅せ方ができるのが特徴です。
4.洋モダン
洋モダンは、どこか洋風に感じさせるモダンな家の事をいいます。
屋根や窓の形はシンプルにし、外壁には落ちついた色のレンガ調を使うなど特徴があります。
5.洋風
宮殿風のデザインの家や、フランス窓を採用している家を洋風といいます。
物語に出てくるような家に住みたいという方にお勧めです。
6.アーリーアメリカン
アメリカの住宅街にあるようなデザインの事を言います。
屋根はポピュラーな三角屋根、外壁には優しい色合いのカラーが単色で使われていることが多いです。
7.リゾート
いつでもリゾート気分を味わいたいという思いを形にしたデザインです。
木の柱を玄関先やテラスに建てたり、形の異なるタイルや石を外壁に貼り付けたりしているのが特徴です。
□注文住宅をおしゃれにするコツとは?
注文住宅をおしゃれにするコツを5つご紹介します。
1.屋根の形にこだわる
屋根の形や傾斜の角度によって家の印象は大きく異なります。
屋根の種類には以下のようなものがあります。
・切妻屋根
左右の屋根の傾斜角度と長さが同じであり、正面から見た時に二等辺三角形に見える屋根です。
最も一般的な屋根であり、和洋どちらにも合います。
・招き屋根
切妻屋根の頂点を上下ずらして段違いにして、左右の屋根の傾斜角度や長さを変えて変化をつけた屋根です。
・片流れ屋根
一方向だけに勾配をつけた屋根であり、シンプルでシャープな印象で、シンプルモダンな家に用いられています。
近年人気が高まっている屋根です。
・陸屋根
傾斜のないフラットな形状の屋根です。
キューブ型のシンプルな家の場合、この屋根が多いです。
・寄棟屋根
4方向に傾斜のついた4面の屋根を組み合わせた屋根で、どっしりと落ち着いた印象の外観になります。
2.外壁の色と素材を選ぶ
形が決まったら、次に外壁の色と素材を決めます。
外壁で一番人気な色はベージュです。
色々なスタイルの家に合い、汚れが目立ちにくいという利点があります。
シンプルモダンな家を目指す場合、白、黒などがよく合います。
外壁素材の種類は、主に次の3種類を最低限知っておきましょう。
・サイディング
パネルの形をした外壁材。
難しい技術が必要なく、デザインが豊富なため現在の日本の家の約9割がサイディングとなっている。
・モルタル
セメントと砂を混ぜて作った塗り壁。
ナチュラル系の家にはよくあいます。
・タイル
エレガントで高級化のある外観を出したいなら、タイルが効果的です。
経年劣化にも強いというメリットもあります。
3.窓の位置と形を考える
窓の位置や種類も外観デザインに大きく左右します。
外観をおしゃれにするポイントは2つあります。
1つ目は窓のラインを揃えることです。
窓の高さがバラバラで揃っていない場合、外野が野暮ったくなります。
2つ目は引き違い窓を多用しないことです。
引き違い窓は安価でありますが、デザイン性に劣ります。
4.玄関ドアを選ぶ
玄関は家の顔ともいうべき存在であるため、外壁の色とのバランスを考えながら、どんな色やデザインにするかを決めましょう。
5.植栽と外構のトータルバランス
植栽と外構は住宅とのバランスが外から見るイメージを決定づけます。
・オープン外構
フェンスなどで囲わない外構であり、開放感があります。
・クローズ外構
フェンスや植栽で住宅を囲む外構であり、プライバシーの確保ができます。
・セミクローズ外構
門扉や植栽を使って部分的に囲む外構であり、バランスよく緑や門柱を取り入れると住宅をおしゃれに引き立ちます。
□外観選びを失敗しないために考慮することとは?
外観選びで失敗しないためのポイントを3つご紹介します。
1.周りの建物とのバランス
自分の住宅のイメージはもちろん大切ですが、周辺の住宅とのバランスを考えることも重要です。
景観を守ることもとても重要です。
2.実物を見ながら素材を決める
小さなサンプルで見ていた色と、実際に建った時の色とがイメージと違うことによる失敗がよく起こります。
可能であれば、実際に建てられた外観を確認し、色のイメージなどを把握しておきましょう。
3.安全性を重視する
見た目ももちろん大切ですが、家族の暮らしを守り続けられるような安全性とおしゃれとが共存した家づくりを進めていくようにしましょう。
□まとめ
本記事では、外観のデザインの種類、おしゃれにするポイント、注意するべきポイントについてご紹介しました。
安全性や機能性を確保しつつ、おしゃれな注文住宅を目指しましょう。
当社では、伊奈町・白岡市・久喜市周辺で注文住宅の受託、リフォーム、公共事業などを行っております。
お客様のニーズに合わせた注文住宅を提案させて頂きます。
注文住宅についてわからないことがありましたら、当社まで気軽にお問い合わせください。