「注文住宅にかかる総費用の内訳って何だろう」「建物本体以外にも費用ってかかるのかな」
この記事をご覧の皆さんは、このような疑問を抱えているかもしれません。
そこで、今回は注文住宅の総費用の内訳について解説します。
□注文住宅にかかる総費用の内訳を解説!
注文住宅を建てる際、家そのものの価格だけではなく外構工事や保険、税金など様々な費用がかかります。
これらを全て合わせて総費用と言い、総費用は本体工事費用と別途工事費用、諸費用の3つに分けられます。
ここではそのうちの本体工事費用について詳しく解説します。
本体工事費用とは建物そのものにかけられる費用のことです。
そのため庭や駐車場などの外構工事は含まれていないので注意してください。
本体工事費用には仮設工事費用、木工事費用、屋根・板金工事費用などが含まれます。
また街の広告でよく見かける注文住宅の価格や坪単価は、一般的には本体工事費用のことを指していることが多いです。
ちなみに、本体工事費用は総費用のおよそ75パーセントから80パーセントが相場と言われています。
ですので、たとえ広告に記載されている価格が魅力的であったとしても、ほとんどの場合それよりも価格が高くつく可能性があるのです。
□建物以外にかかる費用を解説!
前述の通り注文住宅の総費用には本体工事費用以外の費用も含まれます。
1つ目は別途工事費用です。
これには解体工事や基礎補強工事などが含まれます。
例えば解体工事では足場を組んで建物を解体したり、ほこりや騒音を防ぐためにシートを養成したりするのに費用が発生します。
2つ目は諸費用です。
家づくりでは保険やローン関連費用などの支払いも必要ですよね。
これらは住宅ローンでは賄えないため現金で用意しておく必要があります。
例えば印紙税は建築工事請負契約書や金銭消費貸借契約書を結ぶ際に必要になる税金で、契約金額によってその額が変動します。
また家を新築する際に不動産を取得するとなると、不動産取得税も必要です。
これは不動産の価格に一定の税率をかけたものです。
そのほかにも様々な税金が必要なので、注文住宅を建てる前に調べておきましょう。
□まとめ
この記事では、注文住宅の総費用について解説しました。
注文住宅には本体工事費用と別途工事費用、諸費用の3つがかかります。
そのほかにも別途工事費用や諸費用もかかるので、それらも念頭に置いた上で資金計画を立てましょう。
この記事を注文住宅の参考にしていただけると幸いです。