注文住宅の購入をお考えの方はいらっしゃいませんか。
せっかくの注文住宅、こだわって建てるからには失敗したくないですよね。
そこで今回は、注文住宅の販売を手がける当社が、注文住宅で失敗しないためのポイントをご紹介します。
□注文住宅の失敗例をご紹介
まず、実際に注文住宅を購入された方の失敗例をご紹介します。
最初は、間取りに関する失敗例です。
部屋の広さや部屋の数に関して、自分の意見をもっと反映させれば良かったと後悔される方がとても多いです。
部屋の用途を明確にし、部屋ごとに必要な家具までしっかりとご自身で考えた上で、間取りの計画を立てることが大切でしょう。
また、生活動線を考慮すればよかったと後悔される方も多いです。
洗濯室とベランダが遠く、家事に手間がかかる。
トイレを玄関の近くに配置したため、来客があると他の家族がトイレを使いづらいといった声が挙げられます。
次に、設備に関する失敗例です。
コンセントや収納、トイレの数が十分でなかったり、防暑、防寒、防音にまで配慮し切れなかったなどで
後悔されるケースが多く挙げられます。
最後に、外装や外構に関する失敗例です。
ベランダや車庫のスペースが狭過ぎたという声や、外壁材が想像していたものとは異なっていたという声が多いです。
将来的に家族が増えることで洗濯物が増えたり、大きな車に買い換えたりする可能性のある方は多いと思いますが、
将来的な視点から間取りを設計することも大切でしょう。
□注文住宅で失敗しないためのポイントとは
それでは、注文住宅で失敗しないためにはどのようにすれば良いでしょうか。
今回は3つのポイントをご紹介します。
1つ目は、可変性のある間取りにすることです。
可変性を残しておくことで、将来的な変化に対応しやすくなります。
造り付け家具を設けないことや、2階建ての家を老後は1階だけで生活できるよう設計することが、可変性を取り入れた間取りの例として挙げられます。
2つ目は、自分の中の常識を捨てることです。
見た目や流行にとらわれたり、憧れの間取りに無理に合わせようとしたりするのではなく、今の生活習慣を基盤に理想や憧れを取り入れながら計画することが大切でしょう。
3つ目は、実績が豊富で提案力のある業者に依頼することです。
注文住宅の実績が豊富な業者なら、過去の依頼者からの後悔の声も蓄積されているでしょう。
また、依頼者自身が出来るだけ多くの失敗例を参考に、一つ一つ対策を行っていくことも大切です。
□注文住宅の失敗例を知る理由とは?
注文住宅は、予算内で自分の思い通りの家を実現できるという点で、夢や希望がいっぱいです。
そのため、つい理想を追い求めて失敗してしまうこともあります。
流行りの住宅設備や間取り、インテリアだからといって、不便さをよく考えないまま取り入れてしまうと、マイホームへの後悔が残ってしまいます。
そのため、あらかじめ失敗例をしておくことで、後悔のない家づくりを目指すことが大切なのです。
また、注文住宅は自由に設計ができるので、分譲住宅とは異なり、たくさんのことを施工主が決めなければいけません。
そのため、住宅によほど詳しい方でない限り、多くの方が初心者なので、選択肢に迷ってしまうこともあるでしょう。
注文住宅を建てた後に、誰しも1つや2つほどは「こうすればよかった」という後悔する点や失敗してしまった点があります。
住んでからでないと分からないことも多いため、これはある程度仕方のないことです。
だからこそ、注文住宅を建てた他の方が、どんな点で失敗したのか前例を知っておくことは、とても重要なポイントなのです。
□注文住宅の間取りを決めるポイント
間取りによって、住まいでの暮らしやすさは大きく変わってきます。
ここでは、注文住宅で間取りを決める際のポイントを3つ紹介します。
*用途ごとに部屋を分ける
用途ごとに部屋を分けることを、「ゾーニング」といいます。
注文住宅で間取りを考える際には、大まかな部屋の配置を考えるゾーニングから行うと良いでしょう。
例えば、家族と、家族以外の来客が利用する「パブリックゾーン」、家族がそれぞれ個々に使うための「プライベートゾーン」、水回りなどの日常生活を支えるための「サービスゾーン」、廊下や玄関ホール・階段などの「移動ゾーン」などに分けて間取りを考えてみましょう。
*スムーズに移動できるようにする
ゾーニングができたら、細かな間取りを決めていきます。
この時、生活動線を意識して、スムーズな暮らしを送れるような間取りを考えることが大切です。
移動を楽にするためには、関連する部屋を結び付けて近くにおくと良いでしょう。
例えば、洗濯機を置く部屋と洗濯物を干すスペースを近くすると、毎日する洗濯の負担が減ります。
また、玄関の位置や階段の位置など、家の中の動きを考えたり、来客時の動線とプライバシー空間を分けたりすることも大切です。
*適切な位置に収納スペースを確保する
間取りの失敗例で、特に多いのが収納スペースに関するものです。
新築の時よりも、収納するものが増えることを見越して収納スペースを考えると、失敗しにくいです。
収納スペースを考えるときは、生活動線も意識した収納づくりができると、使いやすい収納になります。
どの部屋でどんなものを使うかまで考えて、適切な位置に収納スペースを確保することが大切です。
設置予定の家具があるときは、あらかじめ寸法を確認して間取りに入れておくと良いでしょう。
□注文住宅を建てる前にに理解しておくべきこと
注文住宅を建てる際には、あらかじめ理解しておきたいポイントが4つあります。
それぞれのポイントについて、一緒に見ていきましょう。
1つ目は、間取りです。
家の間取りは、暮らしに大きな影響を与えます。
「できるだけ無駄な動作を減らして家事を楽にしたい」「家の窓から眺める景色を良くしたい」「庭で野菜を育てて料理に使いたい」などのように、その家で実現させたい暮らしを具体的にイメージしてみることが大切です。
また、間取りを考える時は、家族全員で話し合うことが大切です。
特に、子どもと大人では、意見が大きく異なることも珍しくありません。
しっかりと話し合って意見をまとめておくことで、家族全員が後悔しない家づくりが進められるでしょう。
2つ目は、お金です。
家づくりをしていると、理想の住宅を実現させようと夢中になってしまい、予算オーバーしてしまうことがあります。
しかし、家づくりで大切なのは、家が完成した後の暮らしがしっかり送れるかどうかです。
家づくりに予算を割き過ぎてしまい、その後の生活が苦しくなってしまっては元も子もありませんよね。
家づくりで予算オーバーを防ぐためには、資金計画をしっかり立てることが大切です。
3つめは、オプションです。
お金の話に関連する部分ですが、せっかくのマイホームだからとたくさんオプションをつけてしまうと、予算オーバーになってしまいます。
マイホームを建てる際には、「絶対に必要なもの」「あれば嬉しいもの」「他のもので代用できるもの」「全く必要ないもの」など、オプションに優先順位をつけると良いでしょう。
また、この優先順位をつける際には、「新築時にしか設置できないもの」「後からでも追加できるもの」という観点も大切です。
建築前に、あらかじめ住宅会社に確認しておきましょう。
4つ目は、土地選びです。
多くの方が、まず初めに土地選びから始めようとします。
しかし、この方法では失敗しやすいです。
先に土地を購入してしまうと、予算オーバーしてしまったり、予算に収めようとして理想の家が建てられなかったりします。
予算内で希望する家が建てられるか、希望の間取りが実現できるか、土地を購入する前に判断することが大切です。
□まとめ
今回は、注文住宅で失敗しないためのポイントをご紹介しました。
実際の失敗例を参考に対策を行っていくことが大切です。
当社は注文住宅の販売を手掛けております。
伊奈町・白岡市・久喜市周辺で注文住宅の購入をお考えの方は、当社までお気軽にお問い合わせ下さい。